広島県

「てつぞー」(元呉市のキャラクター)の思い出

てつぞー

「広島県呉市のキャラクターは?」といえば、広島県に住んでいる方やゆるキャラの好きな方なら誰もがあの大人気キャラクター「呉氏」と答えると思います。

呉氏

「呉氏」は2017年に誕生したキャラクターです。

「では、「呉氏」の前(2017年以前)に活躍した呉市のキャラクターは?」

と聞けば、(ゆるキャラ大好きな方以外は)意外と知られてないかもしれません。

「呉氏」の前任キャラクターは、「てつぞー」なのです。

てつぞーについて

「てつぞー」は、船をモチーフとした元呉市の観光マスコットキャラクターであり、2010年に誕生し、2017年に引退しました。

いろいろなサイトには、「海軍工廠として戦艦大和が生まれた旧軍港都市タンカーなどの造船業の盛んな都市として有名な「呉市」ならではの、船をモチーフとしたデザインになっています。」と書かれています。著者は具体的には(呉市で誕生した)戦艦大和をイメージして(縦にした)キャラクターと思っています。ただ、引退してしまったキャラクターの為か、それが明記されている公式サイト等が現時点見当たっていません。長年更新のないX(旧Twitter)には見つかりました。

てつぞー写真集

船橋市場だヨ!全員集合(2014年)

下の写真は、2014年に船橋市場で開催された「船橋市場だヨ!全員集合(2014年)」より、「てつぞー」の登場です。

てつぞー

一見、何のキャラクターか分かりにくそうですが、横から見ると確かに船に見えます。戦艦大和は呉市で誕生したので、(公式サイトで確認出来ませんでしたが)著者は戦艦大和をイメージしてデザインされたと思っています。

てつぞー

(左側写真の)「タボくん」(滋賀県)、(右側写真の右側より)「海苔巻き珍太郎」(愛知県春日井市)、「かまたん」(千葉県鎌ケ谷市)と一緒です。

てつぞー

横から見た「てつぞー」、少しは戦艦大和に見えるかなと思います。(一番右側の)「イーナ」(沖縄県)と一緒です。

てつぞー

「てつぞー」の後ろ姿です。これが一番、戦艦大和に似ているかなと思います。右側にいるキャラクターは「わたる」(本州四国連絡高速道路・本州四国連絡橋のマスコットキャラクター)です。

てつぞー

※ 随時写真追加予定

「てつぞー」(元呉市のキャラクター)の思い出 記事後半

「てつぞー」のモデルと思われる戦艦大和がある「大和ミュージアム」(呉市海事歴史科学館)に行ってきました。

大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)の写真等

 

下の写真は、10分の1に再現された、戦艦「大和」です。設計図や写真等をもとに可能な限り詳細に再現されたそうです。当時見学した私にとっては、10分の1でも大迫力でした。

戦艦「大和」

 下の写真は、大和ミュージアム内に展示されている零戦(ゼロ戦)、これは本物です。

零戦

左側は、特攻兵器「回天」十型と呼ばれ、人間が魚雷を操縦しながら、目標とする戦艦に体当たりする特攻兵器で、「人間魚雷」とも呼ばれています。(右側は)戦艦「陸奥」に搭載されていた41センチ主砲身です。大和ミュージアムの前に展示されていました

大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)

呉観光で一番印象に残ったのは、「大和ミュージアム」でした。戦争の悲惨さと平和の大切さを教えてくれました。

大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)への地図・アクセス・その他情報等

大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)

場所:広島県呉市宝町5-20

交通:JR呉線 呉駅より 徒歩約5分

詳細は、「公式サイト・その他最新情報等」を参照して下さい。

著者の広島県呉市に対するイメージ

広島県呉市に初めて行った時、一番のインパクトが強かったことは陸上に潜水艦があるという光景でした。「呉市=陸上の潜水艦」というのが私にとって、呉市に対するイメージです。

下の写真は、「海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館)」です。

てつのくじら館

「呉市」の街というと、いつもこの光景を思い出します。実は最初私は、「てつぞー」のモデルはこの潜水艦だと誤解していました。

てつのくじら

「てつぞー」と「呉氏」について著者が思ったこと

現在活躍している呉市のキャラクター「呉氏」は、広島県呉市の知名度を上げるために貢献したと思います。「では呉市には海以外何があるの?」と聞かれると、「呉氏」の姿だけでは分かりにくいかもしれません。 しかし前任の「てつぞー」は呉市の特徴を表現したキャラクターかと思います。

「呉氏」誕生当時の呉市長は、「呉市の特徴よりまず、知名度を。。。」と考えられたそうです。その気持ちも分かりますが、せっかく戦艦大和が生まれたという世界中に誇れるものがあるから呉市の特徴も表現してほしかったなと思います。

確かに、船を縦にすると、ぱっと見何のキャラクターか分かりにくいと思いますが、横にすれば分かりやすかったかなと思っています。戦艦大和を横長にすると動くのがむずかしそうですが、何とか工夫出来なかったかなと「てつぞー」を思い出す度にそう思いました。

公式サイト・その他最新情報等

「てつぞー」のX(旧Twitter)は、こちらを参照して下さい。

大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)の公式サイトは、こちらを参照して下さい。

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