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この記事では、今大人気の「ぐんまちゃん」よりも前に存在した「初代ぐんまちゃん」(群馬県)について紹介します。
初代ぐんまちゃんについて
「ぐんまちゃん」といえば、2014年のゆるキャラグランプリで1位を取得し、2021年はテレビアニメ化までされ、下の写真を見れば、ゆるキャラにあまり興味のない方でも「ぐんまちゃん」と分かるほどの大人気キャラクターです。
しかし、Wikipediaによると上の写真の「ぐんまちゃん」の正式名称は「2代目ぐんまちゃん」と呼ばれ、1994年は「ゆうまちゃん」という名称でした。2008年に銀座にある群馬県のアンテナショップ、「(現)ぐんまちゃん家」がオープンしたことをきっかけに「2代目ぐんまちゃん」と改名され、今では誰もが上記の写真を見たら「ぐんまちゃん」と認識されています。
もちろん「2代目ぐんまちゃん」がいるということは、「初代ぐんまちゃん」もいます。
「初代ぐんまちゃん」は4本足で走る馬がモチーフであり、Wikipediaで少し写真が見られます。しかし、「初代ぐんまちゃん」について公式サイトには写真も説明も一切見当たらず、もちろん「初代ぐんまちゃん」のグッズも一切見かけたことがありませんでした。
初代ぐんまちゃんを探しに群馬県馬事公苑(群馬県前橋市)まで行ってきました。
Wikipediaに下記が記載されてある為、まず前橋駅まで行ってみることにしました。————————————————————————————–
現在も群馬県馬事公苑(前橋市)や道平川ダム(下仁田町)の壁画などにその姿を留めている。
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しかし「群馬県馬事公苑」は駅から1時間1本のバスに乗らなくてはならないことが分かったので、もっと気軽に「初代ぐんまちゃん」を見られる方法はないか観光案内所のスタッフに聞いてみました。
まず、前橋駅の観光案内所に行きました。
現地の観光案内を仕事で行っている方々だから群馬県が誇る「ぐんまちゃん」についても私よりも詳しいだろうと思い、最初はこのように聞いてみました。
「すみません、初代ぐんまちゃんを見たいと思い群馬県馬事公苑まで行こうと思いますが、駅の近くでもっと気軽に見れる所ご存じでしょうか?」
と聞いたら、
「え、初代ぐんまちゃん?」「ゆうまちゃんのこと?」
という反応でした。現地の観光案内所の方でさえ「初代ぐんまちゃん」のことを認識されていない。今大人気の「2代目ぐんまちゃん」と本来なら本家であるはずの「初代ぐんまちゃん」、この知名度の差は一体何なんだ?
と内心思いながら、群馬県馬事公苑まで向かうことにしました。
群馬県馬事公苑に到着、
前橋駅から1時間に1本のバスに乗って、徒歩5分ぐらいのところに(Wikipediaの写真の)「初代ぐんまちゃん」の看板があるかなと思い、バス停から500m歩くと。。。
2代目ぐんまちゃんの看板でした。
やはり今は「2代目ぐんまちゃん」の時代、「初代ぐんまちゃん」の看板は撤去されたのかなあと思いました。これでは観光案内所の方もご存じないのは無理ないと思い、「これで初代ぐんまちゃんは現地の方からも誰からも忘れられる存在になってしまうんだなあ」と少し寂しい気分で看板周辺をぶらぶら歩くと、群馬県馬事公苑の門の向こう側に。。
ついに「初代ぐんまちゃん」が見つかりました。\(^o^)/
「初代ぐんまちゃん」の絵、ついに見つかりました。\(^o^)/ 確かに4本足で歩いていました。(^O^)
気が付けば、更に施設を囲む柵にも「初代ぐんまちゃん」がたくさんいました。(^O^)
施設内の初代ぐんまちゃんの絵、ぜひ写真を撮りたいと思いましたが、施設内の写真を勝手に撮ってよいものか?最初迷いましたが門も空いていたので入ってみました。
まず、クラブハウスの2階にある受付を訪ねることにしました。
自分はゆるキャラが大好きで初代ぐんまちゃんの写真を撮りたいことを受け付けの方に伝えたら、上司らしい方を呼んでくれました。「この写真撮る為にわざわざ東京から来たの?」と驚かれました。私の名前、住所、電話番後等を伝え、写真撮影の許可も施設の写真をブログに載せることも許可を頂きました。
群馬県馬事の皆様、本当にありがとうございました。(^^)
「初代ぐんまちゃん」を探しに行きました 記事後半
群馬県馬事公苑内の様子
群馬馬事公苑は、群馬県の乗馬施設であり予約をすれば乗馬体験が出来ます。もちろん馬場には馬もいます。
施設内の厩(きゅう)舎にも、「初代ぐんまちゃん」の絵がありました。
厩舎の外側にも「初代ぐんまちゃん」がいました。道平川ダムにはまだ行っていませんが、群馬馬事公苑は「初代ぐんまちゃん」がたくさん見れる場所ということが良く分かりました。(^O^)
群馬馬事公苑への地図・アクセス情報
林牧場群馬県馬事公苑
住所:群馬県前橋市富士見町小暮2425
交通:JR前橋駅 より
関越交通バス(富士見温泉行き、または赤城青年の家行き)
畜産試験場入口下車、徒歩5分
詳細は
(よほどの「ぐんまちゃん」のファンでない限り、恐らく
「初代ぐんまちゃん」のイラストだけの為に群馬県馬事公苑まで
行かれる方はあまりいないと思いますが、乗馬体験も出来るので、
アクセス情報を記載しておきました。)
実は前橋駅の近くでも、初代ぐんまちゃんが見つかりました。
群馬駅の観光案内所を去ろうとした時に、案内所の方が声をかけてくれて、駅のすぐ近くのけやき並木に初代ぐんまちゃんのタイルがあると教えてくれました。下の写真のケヤキ並木の左側をずっと歩き続けると。。
「初代ぐんまちゃん」のタイルが見つかりました。\(^o^)/ 観光案内所の皆様、ありがとうございました。更に歩き続けると。。。
こちらにも、「初代ぐんまちゃん」と「初代ぐんまちゃん」の看板が見られました。ケヤキ並木は、私の中では前橋駅前で気軽に見られる「初代ぐんまちゃん通り」です。
しかしながら、このままでは日本全国はもちろん、地元の群馬県からも「初代ぐんまちゃん」は完全に忘れ去られる存在になりそうです。今残っている「初代ぐんまちゃん」だけでもこのままにしてほしいなあと祈る気持ちでいます。
なぜ 初代ぐんまちゃん は消えてしまったのでしょうか?
では、なぜ初代ぐんまちゃんは消えてしまったのでしょうか?恐らく大多数の方々は、「今のぐんまちゃん」はかわいいから。」と答えられると思いますが、4本足が最大の理由では?と著者は想像しています。4本足ではPRステージでダンス等を披露するのも大変、活動時間も短くなり、着ぐるみの中に入っている人の体力の消耗も2本足に比べると激しい。。なんかそんな気がします。ただ、群馬県現地の県の職員さんも「初代ぐんまちゃん」の存在自体知らない方も多いので理由を見つけるのは難しいですが、何か分かればこの記事を更新します。
初代ぐんまちゃん グッズ情報
「初代ぐんまちゃん」のグッズ情報について、情報入手次第、随時更新します。
「初代ぐんまちゃん」グッズは絶対ないと思っていましたが、調べてみたら2022年9月22日時点、唯一見つかりましたので共有します。
公式サイト・その他最新情報等
「ぐんまちゃん」のWikipediaは、こちらを参照して下さい。
(「初代ぐんまちゃん」の写真が少しあり、このサイトをきっかけに本記事を書こうと思いました。)
「群馬県馬事公苑」の公式サイトは、こちらを参照して下さい。
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