東京都

「しぶさわくん」と「渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館」等飛鳥山公園観光

しぶさわくん

2021年の6月末、長かった東京都の緊急事態も解除され、待望の東京都北区にある「渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館」と「しぶさわくん」と会いに、飛鳥山に行ってきました。その後再び、東京は緊急事態になりましたが博物館は開いていたので何度か行きました。

渋沢栄一が晩年に住んでいた、飛鳥山公園

渋沢栄一の晩年は、この飛鳥山に邸を備えていました。彼が設立に尽力した抄紙会社(しょうし会社 現王子製紙)を見下ろすことが出来る為でもあるかと思われます。その飛鳥山公園は王子駅を降りてすぐのところにあります。「飛鳥山」という名前より山といっても標高25.7mであり、東京で1番低い山です。そんな山にもモノレールがあります。下の写真が「アスカルゴ」といって日本一短い飛鳥山のモノレールです。

アスカルゴ

都電「荒川線」と一緒です。(^o^)

アスカルゴ

子供の時から当たり前のように行ってきた普通の公園だと今まで思っていた公園が、案内板を見たら渋沢栄一のテーマパークとなっていました。

飛鳥山公園

今の飛鳥山公園は、先日投稿した深谷市に負けないほど、公園内のあちらこちらに渋沢栄一ののぼり旗等が置かれていました。

飛鳥山公園

公園内の目的地、大河ドラマ館に到着したと同時に、「しぶさわくん」が入り口から出てきました。(^o^) 飛鳥山公園内をお散歩に行くところでした。しぶさわくんのアテンドさんに「私もついてきていいですか?実は私はゆるキャラのブログを書いていて、ぜひ、しぶさわくんのブログ記事を書きたいです」とたずねたら快くOKしてくれました。すごくうれしかったです。(≧∇≦) それから「しぶさわくん」とアテンドさんとの飛鳥山公園内のツアーが始まりました。(^o^)

しぶさわくん

しぶさわくんについて

「しぶさわくん」は、渋沢栄一をモチーフとしたキャラクターで、東京北区の飛鳥山を盛り上げています。(一部Twitterのプロフィールより引用しました)

しぶさわくんと飛鳥山公園内を観光しました。

旧渋沢庭園 (晩香廬、青淵文庫)

まず、最初に行った所が旧渋沢庭園です。旧渋沢庭園内は、晩香廬(ばんこうろ)や青淵文庫(せいえんぶんこ)等の国指定重要文化財があります。こちらが、旧渋沢庭園への入口です。

しぶさわくん

下の写真は、晩香廬(ばんこうろ)と呼ばれ、渋沢栄一の喜寿(77歳の誕生日)を祝って、現在の清水建設より贈られました。渋沢栄一は、この建物を内外からのリセプションルームとして使用されました。(渋沢栄一記念財団のサイトより)

晩香廬

下の写真は、青淵文庫(せいえんぶんこ)と呼ばれ、渋沢栄一の80歳のお祝いとして竜門社より寄贈されました。渋沢栄一はこの建物を書庫、または接客の場として使用されました。(渋沢栄一記念財団のサイトより)

青淵文庫

「しぶさわくん」も青淵文庫の前をお散歩していました。(^^)

しぶさわくん

渋沢栄一像

下の写真は、飛鳥山公園内にある、あの偉大な渋沢栄一の像です。

渋沢栄一像

自分におじぎする「しぶさわくん」です。(^o^)

しぶさわくん

渋沢栄一と「しぶさわくん」が一緒の記念撮影です。(この写真は私のゆるキャラ写真コレクションの中でも永久保存版です。)

しぶさわくん

渋沢×北区 飛鳥山 おみやげ館

下の写真は、「渋沢×北区 飛鳥山おみやげ館」といって「渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館」とともにオープンしました。多数の渋沢栄一グッズやしぶさわくんグッズ等が揃っています。

渋沢×北区 飛鳥山おみやげ館

「しぶさわくん」も「渋沢×北区 飛鳥山おみやげ館」に出没しました。(^o^)

しぶさわくん

店内をのぞく「しぶさわくん」です。店内の様子が気になる気持ち、すごく分かります。(^o^)

しぶさわくん

もちろん私も買い物をしました。「しぶさわくん」のアクリルキーホルダーを買いました。

しぶさわくんグッズ

「しぶさわくん」のマスコット人形も買いました。最初は大きいぬいぐるみのみ売っていましたが、かわいいマスコット人形が欲しいとの私のリクエストに応えてくれたのか入手出来ました。(^O^)

しぶさわくん

他にも、渋沢栄一の大好物と言われるオートミールクッキー等、いろいろなスイーツ買って頂きました。詳細は、下記の「渋沢栄一が愛したオートミールクッキーサンド等の梶野園のスイーツ」を参照して下さい。

大河ドラマ館チケットカウンター・飛鳥山観光案内所

最後に行ってきた所は、「大河ドラマ館チケットカウンター・飛鳥山観光案内所」です。つい最近までは、埼玉県深谷市にある「渋沢栄一 青天を衝け 深谷大河ドラマ館」とは違い、事前予約が必要で、しかもキャンセル不可でした。しかし最近は、当日券の枠が増えて以前よりも入りやすくなりました。私も事前予約しませんでしたが、当日券が入手出来てラッキーでした。(^o^)

しぶさわくん

飛鳥山公園内の散歩が終わりに近づき、「渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館」内に戻る前、「しぶさわくん」はのぼり旗の渋沢栄一と一緒です。

しぶさわくん

このブログ記事の記事作成の為に、いろいろと協力してくださった「しぶさわくん」とアテンドさんには本当に感謝しています。「素晴らしい記事を書きます」と伝え、さよならをしました。(この記事読んでくれるといいなあ)

しぶさわくん

「しぶさわくん」と「渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館」等飛鳥山公園観光 記事後半

「渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館」ついに中に入りました。

ついに、待ちに待った「渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館」の中に入れました。(≧∇≦)

「渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館」は、北区飛鳥山博物館にあり、常設展にも入ることが出来ます。渋沢栄一に関する展示も少しあります。

「渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館」入り口・巨大スクリーン等

下の写真は、「渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館」の入り口です。巨大なNHK大河ドラマのオフィシャルポスターが待っていました。

渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館

入り口から中に入った時に真っ先に目に入ったのが、ドラマのオープニングで見られるこの映像が8mの巨大スクリーンで映し出されました。このスクリーンは埼玉県深谷市の大河ドラマ館には見られません。

渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館

他にも、出演者のサイン(写真撮影禁止でした)や等身大パネルが展示されていました。

ドラマの衣装、小道具等 (1回目)

東京都北区の大河ドラマ館は、深谷市の大河ドラマ館のようなドラマで使われた大きなセットは展示されていませんでしたが、衣装や小道具が中心に展示されていました。

下の写真は、竹中直人が演じた徳川斉昭の衣装で、どれも撮影時に実際に使用されれていました。

渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館

下の写真は、草彅剛が演じる徳川慶喜の衣装です。個人的にはこの衣装がカッコいいかなと思いました。

渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館

下の写真は、このドラマの主役、吉沢亮が演じる渋沢栄一の衣装です。

渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館

また、ドラマで使用された藍玉などの小道具も展示されていました。

渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館

ドラマの衣装、小道具等 (2回目) (パリ編)

渋沢×北区 大河ドラマ館は、ドラマの回が進むに連れて展示内容も変わってきます。私が2回目に訪問した時は、渋沢栄一と徳川昭武達がパリに行った時の衣装と小道具が展示されていました。下の写真はパリ万博での幕府ブースの再現セットです。

渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館

徳川昭武、渋沢篤太夫(栄一)達のドラマで実際に使用された衣装も展示されていました。

渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館

ナポレオン3世が徳川慶喜に贈った軍服も展示されていました。

渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館

実際にドラマで使用されたパリ万国博覧会の招待状も、展示されていました。

渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館

ドラマの衣装、小道具等 (3回目) (北区 飛鳥山編)

3回目の訪問時、展示内容はまた変わりました。入口も明治時代編に変わりました。

北区大河ドラマ館

衣装等も北区飛鳥山が舞台となった明治時代以降が中心に展示されました。下の写真は、グラント将軍の歓迎会の時の衣装です。

北区大河ドラマ館

明治時代の徳川慶喜の衣装も展示されていました。和服だけでなく洋服も着こなす徳川慶喜です。趣味も狩猟や絵画等幅広く、徳川慶喜が描いた絵も展示されていました。

北区大河ドラマ館

もちろん、主役の渋沢栄一と五代友厚の明治時代の衣装と小道具等も展示されていました。

北区大河ドラマ館

「青天を衝け」の最終回の日は「渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館」閉館日、閉館記念イベントで「ふっかちゃん」も登場しました。

2021年12月26日は、大河ドラマ「青天を衝け」が最終回の日、それと同時にこの「青天を衝けの最終回の日でもありました。飛鳥山公園でも閉館記念イベントが行われました。

旧渋沢庭園では、青淵文庫をバックに琴の演奏が行われました。「青天を衝け」の第35回でも、渋沢栄一がアメリカ前大統領グラント将軍を飛鳥山の渋沢邸に招待し、グラント将軍をもてなしました。琴の演奏に心を動かされたグラント将軍、同じ場所で演奏を聴くことが出来て感動しました。(^O^)

旧渋沢庭園

ほかにも、なぎなたや空手の演舞も見れました。ただ相撲は行われていませんでした。(多分この日寒かったからお相撲さんは気の毒だからだと思います。)

そして、なんとこの日は(右側の)「ふっかちゃん」(埼玉県深谷市)の共演が行われました。(^O^)

しぶさわくん

「ふっかちゃん」と「しぶさわくん」はこの日が初対面でした。いつも飛鳥山のいろいろなスタッフさんが「しぶさわんとふっかちゃんを共演させてあげたいですね」と共通して言っており、その気持ちは私も同じだったので、この光景が見れた時は私も嬉しかったです。(^O^) 「ふっかちゃん」が「しぶさわくん」にネギ花束をプレゼントしていました。

しぶさわくん

また、このイベントでは、「しぶさわガールズ」というアイドルグループ(?かどうか私も分かっていません)の1人も登場し、「ハロー渋沢。。。」(正確な曲名忘れました渋沢栄一の歌です)に合わせて、「しぶさわくん」も「ふっかちゃん」も一緒になって踊っていました。この光景、渋沢栄一本人が見たらどう思われるか?と気になってなりませんでした。

しぶさわくん

また、最終日は記念にドラマで実際に使われた藍の種と吉沢亮としぶさわくんのポストカードと缶バッジなど頂けて嬉しかったです。

大河ドラマ館

北区大河ドラマ館前で記念撮影です。北区飛鳥山博物館のマスコットキャラクターの「コン吉」と一緒です。この日で最後かと思うと寂しくなってきました。でも最終日にふさわしい1日でした。

北区大河ドラマ館

「北区大河ドラマ館」と「深谷大河ドラマ館」の違い

「青天を衝け 大河ドラマ館」は、埼玉県深谷市と東京都北区の2箇所ありますが、私にとっては大きな違いがあると思います。下記のようにまとめてみました。

渋沢×北区 大河ドラマ館 深谷大河ドラマ館
展示内容 衣装、小道具が中心(舞台セットはなし) 舞台セットが目立つ(衣装や小道具の展示もあり)
予約の有無 事前予約制(但し、最近当日予約枠も増えてきました) 予約不要(但し人数が多いと待ち時間が発生することもあるそうです)
グリーティングに来てくれるゆるキャラ しぶさわくん ふっかちゃん
交通アクセス 王子駅からすぐ 深谷駅から1km

 

都内に住んでいる方にとっては、一見「渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館」の方が、行きやすく見えますが、東京都民の私にとっては「深谷大河ドラマ館」の方が行きやすかったです。北区の大河ドラマ館は自宅から30~40分で行けても、コロナの(春頃の)緊急事態発令の為よく休館になったり、6月頃までは事前予約制だったのでなかなか行けませんでした。一方、深谷大河ドラマ館は、自宅から2時間かかりますが埼玉県は緊急事態の影響をあまり受けず予約なしで入場出来たので、北区の大河ドラマ館よりはハードルが高くなかったです。

(補足、夏以降は緊急事態でも北区の大河ドラマ館は開いてたので、逆に北区の方が行きやすくなりました。)

「渋沢栄一 青天を衝け 深谷大河ドラマ館」の記事は、こちらです。

「渋沢栄一 青天を衝け 深谷大河ドラマ館」等の埼玉県深谷市観光2021年に2年ぶりに深谷駅周辺に行ってきました。それ以前と比べて思った以上に観光スポット化したという雰囲気でした。NHK大河ドラマ「青...

渋沢栄一が愛したオートミールクッキーサンド等の梶野園のスイーツ

下の写真は、株式会社 梶野園(かじのえん)の「オートミールクッキーサンド」です。渋沢栄一の大好物だったそうです。

オートミールクッキーサンド

オートミールがクッキーの生地に練り込まれ、潰し餡とバタークリームが入っているクッキーサンド、今食べても美味しかったです。梶野園は大正3年創業のお店ですが、これまでいろいろなスイーツを食べてきた私が食べても、とても美味しかったです。

オートミールクッキーサンド

下の写真は、梶野園の纏最中です。渋沢栄一のパッケージとなっています。開けてみると。。

纏もなか

こちらにも、渋沢栄一のイラストが。。開けてみると。。

纏もなか

下のような形のもなかになっていました。こちらも美味しかったです。(^o^)

纏もなか

飛鳥山公園内のその他の博物館や施設について

渋沢史料館・晩香廬・青淵文庫

完全予約制です。(2021年6月26日時点)

その日の当日券は発売しておらず、次の月も予約がかなり埋まっているそうです。

「大河ドラマ 青天を衝け」の人気とコロナの緊急事態による長期間の休館、更に、火、木、土のみ開館による影響が大きいようです。

コロナの感染状況次第で変更の可能性が高い為、渋沢史料館のホームページの事前チェックが必要です。

紙の博物館

事前予約制のようですが、2021年7月10日に関しては空きがあったらしく入場出来ました。

紙の博物館について

渋沢栄一がパリで衝撃を受けたのは、ニュースペーパーでした。その日の情報が翌日には新聞という形であらゆる情報がみんなで共有される。日本でもそういうのもが必要と思い、和紙ではなく大量印刷出来る洋紙が必要でした。(一部大河ドラマ館の説明文を引用しました) そこで渋沢栄一が帰国後、「抄紙会社」(現 王子製紙)を設立し、この王子が洋紙発祥の地になりました。王子製紙の工場跡地が紙の博物館になり、その後この飛鳥山に移転し現在の博物館となりました。

紙の博物館では当時の製造機械等が展示されています。下の写真は、ボロ蒸煮釜です。明治初期の紙の原料は木材ではなくボロ(破布)でした。

紙の博物館

入場に関しては、念の為に事前に下記のホームページをチェックした方が良さそうです。

渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館(飛鳥山公園)への地図、アクセス情報、公式サイト等

(閉館) 渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館

住所:東京都北区王子1丁目1−3

交通:JR京浜東北線 王子駅南口より 徒歩5分
又は、東京メトロ南北線 西ケ原駅より 徒歩7分
又は、東京さくらトラム(都電荒川線)飛鳥山停留場より 徒歩4分

車利用等、詳細は下記を参照して下さい。

開設期間: 2021年2月20日(土)~2021年12​月26日(日)

「渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館」の公式サイトは、こちらです。

※ 上記に記載した「旧渋沢庭園」や「渋沢栄一像」等も飛鳥山公園内にあります。

※ 但し、「渋沢×北区 飛鳥山おみやげ館」については3月末日まで延長することになったそうです。詳細情報は、下記のtwitterをチェックしてみて下さい。

公式サイト・その他最新情報等

「しぶさわくん」のTwitterは、こちらです。

「しぶさわくん」のインスタグラムは、こちらです。